10、銀行への連絡は?
ローン(抵当権)を借りている方の場合は売却の際に銀行との打ち合わせが必要です。
(ローンがない方は必要ありません)
ケースバイケースなのですが、当社の場合は
「一度銀行にご自分でご連絡してください、その際に当社の名前を一言銀行の担当者に伝えてください」
と言うことが多いです。
銀行と話すとわかるんですが、売却の話をするとほぼ間違いなく
「引き渡し日はいつですか?」
といきなり聞かれます笑。
売却を始めてもいないのにいきなり聞かれるんですね。
理由としては
「銀行は引き渡し日に合わせて金利の計算をしなくてはいけない」
からです。
1日ずれただけでも金額が変わります。
なので
「引き渡しの日よりも2週間から3週間前には銀行に連絡して抵当権抹消、一括返済の書類を書く必要がある」
となります。
ただ売主さんの立場からすればまだ売却を始めたばかりです。
そんな先のことはわかりません。
買主さえみつかっていませんしね。
銀行と売主さんが考えてることが全然違うんです笑。
でもこれは仕方ない事だと思ってください。
銀行からすれば、広告や買主見つけること、不動産の契約、立ち会いとかは極論で言えばどうでもいいんです。
この時の銀行の対応で怒ってしまう売主さんもいるので書いてみました。
また銀行と話すとわかるんですが専門用語が多くなります。
少し難しい用語が多いんです。
なので先ほど書いたように
「当社の名前を一言銀行の担当者に伝えてください」
と売主さんにはお伝えしています。
当社の場合はほぼ専任媒介頂いているので、売主さんが専属で売却をお願いしている会社、担当者になります。
その立場ですと、銀行とも話しやすくなります。
「専任媒介=不動産屋にしっかりお願いしている=売る気もある=専任媒介なので正式な担当者だ」
となるんですね。
銀行の担当者の場合は少しは不動産業わかる人も多いので、
「当社が~~さんから専任頂いております」
と言うと、色々と話がスムーズになります。
まあ一言で言うと信用してもらえるんです笑。
そうすると売主さんはほぼ銀行への連絡する必要なくなります。
我々が銀行との話し合いやスケジュール報告、抵当権抹消の流れ、契約、引き渡し日など連絡します。
いつも思うんですが、銀行も私たちと話すほうが楽なんですね。
我々は本業なのでこういう流れ慣れています。
銀行が怖がるのは
「勝手に自分で売却やる人」
「連絡が突然つかなくなる人」
です。
(実際にいるみたいで愚痴を言われたことあります笑)
不動産屋が間に入っているのは銀行としても安心感ありますし、良い意味で責任も押し付けれます。
まあ、間に入ってる不動産屋が悪い人間だったら大変なことになっちゃいますけどね笑。
そこは読んでいただいてる方がご判断してくださいませ。
銀行との連絡、打ち合わせは差し支えなければこちらで対応いたします。
当社を上手く使ってくださいませ。
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