売り物件の査定する営業の考え

2014年5月20日

不動産売買仲介で1番おいしい楽な仕事は?」
と聞かれたら間違いなく
「何もしなくても売却の依頼の問い合わせが来て、
専任媒介ばっかりやっている売り物件の営業」
と答えます笑。
前も書きましたが専任媒介だと自分の会社から取引するしかないので、
嫌な言い方するとお客さんは逃げない。
買うお客さん担当だと常に他の仲介会社との競合になります。
自分から買ってくれる保証もないのでね。
(営業覚えるのにはいいんですけどね笑。まあきついです笑)

ただここが不動産屋の面白いところなのかもしれませんが、3000万円の売り物件と
3000万円の買い物件だと手数料一緒なんです。
売り物件だとよほどのことがない限り契約にはなります。
買い物件だとお客さんが他の業者から買ってしまう可能性あります。
法人組織として考えてみましょう。
売り物件の方が売り上げの確実性高いな、と思うんです。
なので大手で名前が強い会社ほど売り物件を取る努力します。
理由は営業が能力なくても安定して収益あげられるため。

あんまり悪口は書きたくないのですが、売り物件ばかりやっていた営業が小さい会社に
会社に入ると途端に売れなくなります。
理由は
「あまり考えなくても会社の言うとおりやっていれば成績残せていたので」
どちらかというと接客が偉そうなんですよね笑。
お前は何様だ?っていうね。
まあ仕方ないのかな、とは思います。

話ずれましたが、売り物件の担当、または査定する営業の気持ちは、
「絶対に専任媒介を取る」
という気持ちでお客さんのところに向かっていきます。
(悪いことではないと思います。私もそういう気持ちは常に持っていますしね)
後は前述に書いた、
「買うお客担当するより、売る方が楽だ」
というのも本音です。
両手に出来る可能性高いですしね。

凄いぐいぐい来る営業いると思います。
その場合は即決は絶対にしないでください。
会社、または上司からの命令では
「絶対専任取って来いよ、で両手で決めろよ」
という命令が下ってますので笑。
専任媒介でよくあるトラブル、を見てください。
担当が「ちょっと信用できないな」と思ったら疲れるかもしれませんが他の
不動産会社あたってください。
その方が長い目で見たときに金銭的にもストレス的にも納得した取引できます。

 

関連する記事