40、買主に領収書を渡す、諸経費の支払い、鍵の引き渡しなどを行います。

着金が確認出来たら買主に
「領収書(残代金)」
を渡します。
物件価格から手付金額を引いた残りの金額の領収書です。
領収書の金額や住所などはこちらで書いておきますし、準備しておきます。
その場で
「現在の住所と名前の記入、捺印」
をしてください。
それを買主に渡すことで取引の成立です。
(個人間の売買は領収書に印紙必要ありません、売買契約書に貼る印紙のみお金かかります)

その後は諸経費の支払いです。
当社の仲介手数料と調査費。
司法書士に住所変更登記をお願いしていた場合はその金額。
解体や測量していた場合はその金額の支払いになります。

この時になって当社も初めてお金頂けます笑。
頂けると嬉しいですし、
「払ったけど得した気分だ」
ぐらいに思っていただけるようにいつも頑張って仕事してます。

一つ書き忘れていましたが
「諸経費」
の支払いは現金で支払い可能です。
これは不動産業界の慣習みたいなものなんですが、
「買主に現金を銀行で用意してもらう、それ以外のお金を自分の口座に」
という方法が出来るんですね。
(少し前に書いた
「金種」
という表現になります。)
この方法は買主さん、売主さんの都合もあるので、ケースバイケースです。
ただこういうケースの支払い方法が一般的です。

鍵は買主さんに全部お渡ししてください。
ほとんどの買主さんは購入後鍵を取り替えます。
しかし可能性の問題なのですが、仮に
「引き渡し後すぐに泥棒が入った、新しい家具が全部盗まれた」
というケースがあったとします。
その場合疑われるのはやはり
「売主」
です。
全部渡すことで
「もう後は知らん」
と言ういい意味の態度にもなります笑。
覚えている限りの鍵は全部渡したほうが売主さんにとって良いと思います。

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