売却のきっかけは役所から「空き家のお尋ね」が来ました

2018年1月14日

先日売主さんとお話していて
「売却のきっかけは何ですか?」
とお伺いしたら
「役所から書類が来た」
と教えてもらいました。
書類は見ていないのですが、お話聞くと
「空き家のお尋ね」
という書類が送られてきたみたいです。

その売主さんは古い家から新しい家に引っ越しされたのですが、売却は6年近くされていませんでした。
6年たっていると住宅の控除などの受けられなくなるなどのデメリットもあります。
ただその売主さんは
「思い出がある家だから」
と仰っていました。

私個人の意見ですが、お金よりも税金控除よりも大事な事はあると思います。
人の思い出の大事さは人それぞれです。
人によってはお金よりも大事なものです。
ただずっと残しておくと、今後何にもならないことにも気がつきます。
どこかで前を向くタイミング、きっかけは大事です。

今回のケースで言うと
「役所」
がそのきっかけを作ってくれたパターンになります。
(まあ、役所からすれば空き家は社会問題にもなるし、空き家が放置されて木や草が放置されたまんまになると困る、というのもあると思いますが・・・笑)

役所から書類が来ても固定資産税をしっかり払って、隣地に迷惑にならないように植栽が越境していなければ権利上は何の問題もありません。
思い出の方が大事でしたらずっと持っていた方がいいと思います。
第3者に売却した瞬間に買主が好きなように取り壊したり、新しい家を建てたりして面影なくなってしまいますしね。

「ちょうどタイミングかな・・・」
と思う方がいらっしゃったら売却活動始めるのも良いと思います。
ローンなどはないかと思いますので、半年から1年ぐらいかけてゆっくり売却していくと理想的な不動産売却になりますよ。

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