付帯設備表(物件状況確認書)
付帯設備表または物件状況確認書と言ったりします。
契約の時に売主が記入しながら買主が確認する事が多いです。
内容はキッチン、浴槽、トイレ、暖房、冷房、照明、玄関、窓、門塀などの故障、破損の有無。
雨漏り、シロアリ、建物の傾き、石綿調査の記録、給排水の故障、リフォームの履歴、
土壌汚染、騒音、事件事故などの売主が知っている内容、などを書いていきます。
この書類は非常にひじょ~~~~~~に大事です。
実際の現場でトラブルになることが多いのは付帯設備表に書かれた内容が多いです。
例を挙げると
「売主が問題なくエアコンを使用して故障もない。善意で次の購入者にエアコンを取り外さないで
そのままにしておく。購入者が引っ越した瞬間冷房が壊れている。
購入者は騙された気分になり修理代金請求。売主は善意で冷房を置いておいたのに
そのような購入者の態度に立腹。トラブルになる。」
書いた内容の様に善意が悪意になったりすることもあります。
記入する際に必要な記入事項は
・発見している
・発見していない
・有
・無
・撤去
が基本事項です。
「有」と書いた場合契約書の内容にもよりますが売主が1週間程度保証しなくては
いけなくなったりします。
売主の場合は
「この冷房故障するかも、、、」
などという時は撤去してしまった方が良い時もあります。
逆に買主の場合は
「壊れたら自己責任」
と思って頂いた方が後々感情論のトラブルにはなりにくいです。
他にはシロアリや傾き、雨漏りなどがあった場合は素直に書いてください。
買主に報告して契約書に記載されていればもう瑕疵ではなくなるので
瑕疵担保責任の範囲外になります。
ここで虚偽の報告したりすると後に大きな問題となります。
付帯設備表は今後に残る書類です。
誠実に素直に、相手を思いやる心があると不動産取引は問題なくスムーズに終わりますし、
後にトラブルも起きません。
もう1回書きますが素直が1番です。
業界長くなればなるほど心からそう思います。
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