60、角地の場合は「角地緩和」があるので土地の評価上がります
角地の場合は
「角地緩和」
というルールがあり、建ぺい率が10%アップします。
(敷地の3分の1以上が道路と面してる場合。ほとんどの土地は面してます。エリアによっては条例があったりして違うケースもあります)
建ぺい率60%の土地が角地だと建ぺい率が70%になります。
一つ例を出すと
・土地が100㎡、角地
角地でない場合は建ぺい率60%のエリア。
その場合は1階部分100㎡の60%=60㎡建築できる。
角地の場合は
100㎡の70%=70㎡建築できる。
50㎡ぐらいの土地の場合だとこの10%の建ぺい率が大きな意味を持つときもあります。
間取りが広くなるんですね。
そうすると購入層が増えるので価値が上がります。
ただ
「角地=価値が確実に上がる」
とは思わないでください。
角地の場合は
「交通量が多い」
事も多いです。
信号がある、人は多く歩く、車の騒音、排気ガス・・・
マイナス要素が多い角地もそこそこあります。
とは言っても世間一般的には
「角地=土地の評価が高い」
と思ってもらって良いと思います。
「東南角地」
という大人気の言葉がありますが、東南角地の場合は
「朝東側から陽が入る、そして日中も陽が入って暖かい」
んですね。
東南角地にこだわる方は本当にこだわりますし、本当に買う方は周辺と比べてかなり高い土地でも
「高い」
とは言わないんです。
納得して購入していきます。
角地の場合は評価上がります。
売却する際は少し周辺相場よりも強気になっても良いと思いますよ。
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