私の不動産は売れますか?

2014年12月3日

「売れない不動産はない」というのが一つの不動産業界の用語です。
値段さえ間違った金額さえ値付けしなければ売れます。
一般の方の印象としましては
・駅に近く都心に近い物件はすぐに売れる
・駅から遠く辺鄙な場所にある物件は売れない
という意見が多いかと思います。
間違ってはいないのですが、長年不動産仲介やっている自分からしますと
全部同じです笑。
値段が高ければどんなに良いところでもずっと売れ残ってしまいますし、
値段が安ければどんなに立地の悪いところでもすぐに売れます。
なんでここまで強く言えるかというと私自身が仲介した物件で
面白いことが多々あったからです。
どういうのかといいますと
再建築不可(もう家を新しく建て替える事は出来ません)
・部屋に入るとあからさまに傾いている(なんか平衡感覚狂う感じですね)
シロアリの被害あり(建物は問題なく住めました)
・窓を開けると目の前にたくさんのお墓が見えます。

・・・・・・これ読まれた方・・・・欲しいですか?こういう物件を?
全部実話です笑。
まず言いたいのはこちらの物件を買われた方は皆さん非常に良い方ですし、
質問もいっぱい頂きました。その上で凄い悩まれていました。
ただ皆さん買われたんですよね笑。
それは私もびっくりします。
「もう家建ちませんけど大丈夫ですか?」
「家傾いてますけど大丈夫ですか?」
「シロアリの被害ありますけど大丈夫ですか?」
「目の前にお墓ありますけど大丈夫ですか?」
何回も何回もそりゃ聞きます笑。
もちろんメリットもあるんですよね。
それはやはり「値段」です。
このエリアの中で目立つくらいの値段なのでね。
皆さん納得して取引して頂きました。
ただこういうときは契約書にちゃんと記載します。
「再建築不可」や「建物に傾き有り」「過去にシロアリの被害あり」「前面に墓地が見えます」
契約書に記載されて、しっかり説明して納得されているので
当然の事ながらもめることもありません。
不動産屋の印象としましては
「何か不都合なこと隠しているんじゃないのか?」
と思われるのも、、、、、、、う~~~~ん、、、、
多少仕方ないのかもしれませんが、私たちはしっかりやります。
宅建主任者や宅建協会に登録もしていますので、変なことも出来ませんしね。
(別に変なことする気はありませんよ笑)

色々書きましたが、私なりの
「売れない不動産はない」
という説明を実例で説明させて頂きました。
価格さえしっかりしていればちゃんと売れますのでご安心ください。
その上で出来るだけ高く売れるチャンスを探していきましょう。

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