建築確認番号

建築確認番号は建物の敷地、構造、設備、用途などが建築基準法や消防法などの法令に
適合しているかどうかを建築主事(または民間の指定検査機関)が確認して、
審査後に交付される番号が建築確認番号になります。
(業界では「建築確認」と言います。このHPでもよく「建築確認」と略して書いています)

建築確認は非常に非常に大事な書類です。
中古の取引を数多くやっていた経験があるのでわかるのですが、建築確認がない建物などが
あったりします。
こういう場合の建物は「違法建築」なんです。
一流の建築士や大工がお金かけて作ろうがただの違反建築になります。
理由は「国が認めていないから」なんですね。
また銀行で融資を受ける場合に建築確認がないともうその時点で銀行から
「融資できません」
の一点張りになります。

それくらい重要な書類ですが、最近の建築物の場合はよほどの事がない限り
建築確認はあります。
昭和の30年代~50年代はないこともありますし、調べるとびっくりするような事も
あったり、、、、昔の書類を見ると面白いことが多いです。

現在建物お持ちの方で売却しようとしている方は何よりもまず
「建築確認番号、又は建築確認通知書」
を確認してください。
あるのとないのでは大違いなのでね。
重要な書類です。

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