一般媒介契約

一般媒介契約

一般媒介契約は複数の不動産会社に依頼して売却を依頼できる契約になります。
メリットとしては
・複数の会社に依頼することが出来る。
・１社独占にならないので相性の合わない会社、営業と縁を切りやすい。
になります。
デメリットとしては
・各不動産会社が真剣に仕事しなくなる。
ですね。

詳しいことを書くとあまりにもややこしく難しすぎるので省きますが、
一般媒介の場合は専任媒介と違い不動産会社が
「ただ働きになる可能性が高い」
に尽きます。

専任媒介の場合だと売り上げが見込めるので、調査や広告費、営業活動を
しっかりとすることが出来ますが、一般媒介の場合には他の会社で決まった場合に
お金が入らなくなります。
そうなるとただ働きなので、しっかりとやることは出来ないんですね。
当社もそうですし、大手や他の仲介会社もこの件に関しては皆同意見です。
「来月の給料は０円だけど、仕事に責任もってお客様の為に全力を尽くし、
トラブルがあったときは全責任しょってくれ」
と言われると嫌じゃないですか笑。
不動産屋の立場からするとこういう意見になるんですね。
嘘偽りない不動産営業皆が思うことです。

どうしても一般媒介を各社に依頼したい方は
「不動産の知識＋業界の慣習の知識＋買主が望む価格設定してある商品（不動産）」
はあった方が良いと思いますよ。
不動産屋から見ても結構難しいですし、「広告宣伝費」などの意味もわかってないと
不動産屋を競争させるのは難しいと思います。

当社の場合は９０％以上は専任媒介での売却依頼を頂いています。
専任媒介を結んで頂けると私達としても嬉しいですし、やる気がでます。
それに伴い大きな責任とプレッシャーを感じますしね。
売主さんの為に出来るだけ高く売ろう、と強く思います。

また当社が一般媒介を受けるケースはほとんどの場合
「既に他社で一般媒介で売却依頼している、でも売れないからこちらにもお願いします」
と言われた時ですね。
そのような場合はご相談くださいな。

※一般媒介契約の一般的な知識書くのを忘れてました笑。
一般媒介は複数の会社に同時に依頼することが出来ます。
不動産業者としては一般媒介の契約締結後にレインズの登録や
お客さんへの報告義務は特にありません。
高い値段で複数社に売却依頼していると長い間売れ残ってることは多くあります。
マイナスな事ばかり書いていますが、正直マイナスな事は多いです。
不動産の質問などがあった時に丁寧に答えてくれる営業がいないのは
一般の人からするとかなりきついと思います。
逆に知識がかなりある人は一般媒介でも良いと思います。