不動産売却する前に(チラシ編)
2014年5月3日
不動産を売ろうかな、と思う時に多いケースは住み替え、相続、資産売却が1番多いと思います。
(少ないですが事件、事故、離婚などもあります。後は競売、任意売却ですね)
一般的なケースは売ろうする時に最初に思うのは
「自分の不動産ていくらで売れるんだろう?」
だと思います。
そうするとまず目に付くのは家にしょっちゅう入ってくるチラシ。
不動産の売却を全く考えていなかったときはそのままゴミ箱に直行していたチラシですが笑、
いざ本当に売ろうと思った時にはじっくり読みます。
「不動産の査定します」
という文面のチラシ見られたことある方多いんではないでしょうか?
これ業界用語なんですが
「物上げ」
という手法です。
※売り物件を上げる(依頼を貰う)という事から来てると思われます。
大体大手の仲介会社がやる手法なんですが(財閥系の名前付いている会社ですね笑)
あるエリアを決めたら毎月定期的にチラシ投げ込んでいく。
99.9%は捨てられるチラシです(笑)。
(1000枚チラシ撒いて1人問い合わせ来たらかなりの高確率と言われます)
やるほうも捨てられることはわかっています。
ただ毎月定期的に投げ込むことによって、なんとなく名前を覚えてもらうのが
1番の目的です。後は
「私の会社は売却に強いです」
というアピールですね。
そしてあるタイミングで不動産売りたいな、と考えている人がまず最初に査定のお願いや電話をしてもらう。
そして査定をして1番の目的である、
「専任媒介」
をもらう。
(専任媒介は後日書きます)
このためだけにひたすらチラシを投げ込んでいるんです。
ここで問題です。
チラシっていくらぐらいかかると思いますか?
枚数やカラーか白黒によります1枚大体3円前後です。
そしてチラシをまく費用も1枚約3円位。
図面の製作費は会社で書式があればただ。発注する図面だと約3~6万くらいです。
1万枚撒くと単純に6万円かかります。
10万枚撒くと60万円。
私には無理だ笑。
自分が独立してわかったことですが、チラシって本当に高いと思いました。
チラシ撒く方からすると、その広告費以上の利益を上げなくてはいけません。
確実に利益を確保しなくてはいけない。
先ほども書きましたがそれが
「専任媒介」という契約を結ぶと達成される確率がかなり高くなります。
(自分で今書いていてかなりぶっちゃけたこと書いてるな、と思いました。
同業者からのクレーム来そうですが、、、、、笑。まあ頑張ります。)
簡潔にですが不動産売却や査定を考えたときにこういう風になるケースが
多いので書いてみました。
ここで査定した時や専任媒介を依頼した時に結構お客さんからの愚痴を聞いたことが
多いのでね笑。
その注意点はまた後日書きます。
※専任媒介が悪い契約ではありませんのでご注意を。
私が売却の依頼いただくときはほとんど専任媒介ですしね。
簡単ですがチラシの説明でした。
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