不動産屋から見て都合の悪いことをお客さんに誠実に話す不動産屋です

私達の他社に負けない強みの一つに
「不動産屋から見て都合の悪いことをお客さんに誠実に話す」
というのがあります。
この点に関してははっきり言って強いです。
なぜここまで言えるかと言うと、昔いた会社で会社員として営業をやっているときに言えないことがたくさんありました。
・売り上げ上がってないと発言権がない
・上司が怖すぎる
・「両手にしろ」という命令がはっきりと下る
よければ
「不動産業界がブラックな67の理由 」
を読んでみて下さい。
このHPの人気記事です。

組織にいると色々としがらみがあるんですね・・・
読んでいただいてる方も社会人経験長いと思います。
そうするとなんとなく
「どうしようもないこと」
というのも分かると思います。
不動産仲介の場合も色々とあります。

現在の我々は自分達で会社を作り、企画を作り、費用を自腹で出して、全部自己責任で働いています。
宅建業法や社会人としての当然の常識などは守らなくてはいけないですが、
「自由」
と言えば自由です。

現在の状況になるまでかなり苦労はしました。
そのおかげで
「無駄なしがらみ」
はない状況で仕事出来ています。

会社や上司の目を気にしなくて良いので、お客さんにも素直に自分たちの立場や状況を伝える事が出来るんですね。
このサイトに書いてあるような
「両手取引」
についてなどはいくらでも説明できます。
(こういう説明すると売主さんには得になるんですが、我々にとっては大きく売り上げ下がるんです笑)

色々なお客さんとの取引をしてきましたし、色んな相談を受けてきました。
その中でも
「他の不動産屋が言ってくれない事」
「不動産屋にとって不利益になる事」
「不動産業界の裏の仕組み」
などはご説明すると喜ばれることが多いです。
内容を知りたい・・・と言うよりは
「我々がちゃんとなんでも誠実に話してくれる」
という点について喜ばれているような気はします。
※当然ですが他の方の個人情報などは言いませんよ笑。

人間が何か話を隠すときは何かしらサインが出るものです。
・目をそらす
・口がごもる
・声が大きくなる
などなど・・・
人間が信用されるまでは時間がかかりますが、信用を失うのは一瞬で可能です。

不動産の営業という立場ではなく、一人の人としてこっち都合の為に嘘をついたり、不都合な内容を隠したりするのは嫌なんですね。
営業は甘い仕事ではありません。
契約がなければ罵倒され、人生崩壊されるくらい追い込まれる仕事です。
人間は追い込まれると逃げるんです。
逃げるの意味にも2つあって、1つは
「退社」
もう一つは
「客を騙してでも契約を取る」
という逃げ道です。
(契約を取れば退社する事もなく、上司から怒られることもなく安全な人生に逃げれるんです)

色んな場面見てきましたし、経験もしてきました。
それでもやはり自分は誠実にお客さんに対応したいです。
それは本心ですし、そのように出来ないのならこの仕事やる意味ないな、とも思います。

我々の話はよく
「面白い」
と言われます。
仕事はしっかりやりますし、売主さんにとって最適な売却になるように一生懸命努力します。
仕事はちゃんとやったうえで
「面白い」
と思って頂けるのは嬉しい事です。
(面白いと言われる意味としては我々の人間性や考え方とかだと思います)

私が言うのもなんですが、不動産の営業が言ってる事全てを疑ってみて下さい笑。
私はお客さんとお会いしてお話する中で
「私が言ってる事全部ウソかもしれませんから、ちゃんと疑ってくださいね」
とかも言ったりします笑。
我々の場合は疑われてても問題ないんです。
お客さんが後で調べたときに我々が言う答えに辿り着くので。
言葉には責任もって仕事しています。

都合の悪い事でも話す不動産屋です。
そういう不動産屋がいてもいいと思うんですね。
そのせいでいまいちお金は稼げなくなりますが、まあ仕方ない笑。
素直な気持ちですがお客さんに喜んでもらえると嬉しいです。
この気持ちは昔も今も大事にしてきましたし、今後も大事にしていきます。

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