1年以上付き合える担当者ですか?

2018年1月13日

当社の場合は売却のお問い合わせ頂いてから引き渡しになるまで1年以上かかることもぼちぼちあります。
少しだけ自慢になりますが、売却期間が長くなったお客さんが他社に行かれたことはありません。
しっかりやっているのも勿論ですが
「誠実に対応する」
というのも私達のスタイルですし信念でもあります。

人間だれでもそうだと思いますが
「最初に言っていたことと違う」
となると不信感が芽生えます。
不動産の場合は金額が大きいので大問題になる事が多いです。
なので
「出来る事は出来る、出来ないことは出来ない、出来ないことに対しての説明はしっかりする」
というのは非常に大事です。

当社にお問い合わせくる中で多いのが
「売却の依頼している会社の担当が言ってること最初と違う」
「担当と合わない」
などの相談を受ける事も多いです。

よく書いていますが、不動産売却において不動産屋が1番欲しいのは
「専属専任媒介、専任媒介」
です。
我々も同じ意見です。
ただ問題になるのが
「不都合な事を言うと専任媒介取れなくなる」
という事実になります。

不都合な事や売主さんにとってマイナスな事を言えば、売主さんからすれば
「他の会社にお願いしようかな」
と思います。
ですがいい事ばかりの話を聞けば
「この会社にお願いしよう」
となります。

最初はいいんです。
まだ売主さんもよくわかっていない状態で売却の依頼をするので、質問が出ません。
ですが時間がたつと売主さんも勉強するケースや気になる事が色々と出てきます。
その時に初めて気がつくんです。
「なぜ最初の段階で言ってくれなかったのか?」
と。

逆の立場でよく考えます。
「自分が不動産知識がない個人の売主だったらどういう風に売却したらいいのか?」
と。
色々思うんですが、1番大事なのは
「担当者選び」
に尽きると思います。
仕事の能力、知識、会社名などももちろん大事ですが、
「その担当者の人間性」
は自分だったらかなり確かめます。
「ちゃんとお客である自分の事を優先して考えてくれるのか?」
という事に関してですね。
売却は長い時間かかる時もありますし、担当者と話すことも山ほどあります。
その担当と相性が悪いと・・・問題起こる可能性が1番高いです。
それは現場で山ほど見てきました。

難しいとは思いますが、
「担当者の人間性」
は確かめた方がいいと思いますよ。
売却の依頼する中で不動産の質問だけでなく、その担当者のプライベートとかも聞ける範囲で聞くのも一つの方法だと思います。
どういう人間かわかることも多いと思いますしね。

不動産だけでなく、世の中のトラブルはほぼ
「人災」
がほとんどです。
「人を見る」
「人を選ぶ」
というのはお客であっても大事な事だと思います。

我々の場合はしがらみもないのでかなり言える範囲で色んなお話しする事出来ます。
隠すこともしませんし、広告費がいくらかかるのかなども普通に言える会社です。
そしてここは大事にしていることなんですが
「売主さんが1番喜ぶ方法を選ぼう」
と純粋に思っています。
そういう考えがあると
・時間かけた方がいい
・両手取引するよりは他社にも広告をお願いして良い買主を見つける
などの手法を取ることが出来ます。
そのかわりいつ売れるのかわからないので、売れるまではお金は0円です笑。

自分で言うのもなんですが、人生で一人ぐらいは仲の良い不動産屋を知ってると助かる事も多いと思います。
売却終わったあともお客さんから全く違う相談される時もありますが、嬉しいものです。

売却される際は当社も検討してみて下さい。

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