25、値段交渉された場合はどうすればいいですか?

購入申込書が送られてきて、その金額が嫌な場合はおっしゃってください。
買主、または買い側の仲介会社に
「この金額だと売れません」
と我々が言います。
(直接だと言いにくいと思います、なので不動産仲介営業がいるんですね、間に一人挟むと感情論になりにくいし、まとまりやすくなります)

1番の優先は売主さんのご意向です。
それを優先させますし、当然のことだと思います。
ここからがよくあるケースのお話です。
仮にですが
「5280万円」
で現在販売していたとしましょう。
そして買主から
「5100万円」
の購入申込書が送られてきたとします。

売主さんと売る価格を決めるときに
「値段交渉はほぼ100%されることが多いです、なのでいくらまでだったら値段下げていいですか?
買主の立場からすると少しでも値段交渉出来るほうが喜びますし
【上手くまとまることが多い】
のが現実です。
なので売却価格は少し高めに出したほうがいいです」
お伝えすることが多いです。

世の中なんでもそうですが
「相手の立場になる」
事は大事です。
すこ~~し相手に譲歩するだけで交渉事はうまくいくこと多いです。
「損して得を取れ」
ですね笑。

他には
「5200万円ならいいよ」
とこちらから提示して買主にもう一度戻すことも出来ます。
少し難しい言葉になりますが
「5100万円なら瑕疵担保免責ならいいよ」
(売却後売主さんの責任がなくなる契約です)
とか
「残置物そのままでそちらで処理してくれるのならこの金額でもOK」
(物置とか大きい石とかある場合撤去などは買主がすることになる契約)
とかも出来ます。
色んなパターンあるので、売却の依頼頂いた時にご説明します。
人によって状況や希望は皆違います。
いつもそうですが
「売主さんにとって1番納得行く方法」
を色々アドバイスしています。

そしてそこそこ良い金額の申し込みだった場合で、売りに出して時間それなりに経過していた場合は
「売っちゃったほうがいいと思います」
とも言います。
そこはもうタイミング次第ですね。
欲をかきすぎるとその後も売れなくなって、結局はもっと値段下げなくてはいけないことになる可能性もあるので。
最後は売主さんが決めてくださいませ。

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