検査済証(完了検査)

「検査済証」は建築確認の申請に基づいた「建築物及びその敷地が建築基準関連規定に適合しているか」
を指定確認検査機関などが確認し、審査が無事終わると発行される書類の事です。

これはある建築士やマンションデベロッパーの社会問題があった後に日本の行政の確認、審査の基準が
一気変わりました。
どういうことかというと、
・建築確認の申請をする→その後はチェックしない
という日本の建築文化だったんです。

私の現場の感覚的な物もありますが、実際に中古の取引をして検査済証の有無を調べると
・バブル前後、または昭和の建物の検査済証がある割合20%~30%
・最近の新築の検査済証100%
が現場で取引する不動産屋の感覚です。

建築確認のみで検査済証がない場合に起こりやすいのは
違法建築
増築
・建築確認の申請時と軽微に違う建物
などはよ~~~~くあります笑。
当時からするとある意味普通だったんでしょうね、、、、

勿論良いことではなく、申請時との建物の大きさが違うことで固定資産税評価の虚偽にも
繋がりますし、容積率をオーバーすることで違法建築になり、売却の際に
住宅ローンが組めなくなったりもします。

ただフォローするわけではないですが、昔の建物はこのようなケース本当に多いです。
売却する際は現在の建物がどういう状態にあるかしっかりと認識したうえで、
隠すことなく、虚偽の表示をすることなく売却していけば問題なく売却は出来ますよ。
面白いもので世の中心配性な人ばかりではありませんのでね。
現場にいるからこそよくわかります。

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