旭化成建材杭打ちマンション非公表、今後は?

様々な媒体で
「旭化成建材10月22日に杭を打ったマンションを公表する」
と言う情報や、国土交通省の石井啓一国交相が
「22日までに同省に報告するよう旭化成側に指示した」
などの情報があったので
「どうなるのかな?」
と昨日、おととい考えていました。

旭化成、子会社の杭打ち工事3000件の概要公表へ

横浜市内のマンションが傾いている問題で、旭化成はデータを改ざんしていた子会社の旭化成建材が杭打ち工事を請け負った病院や学校を含むおよそ3000件の概要を、22日、国土交通省に報告し公表します。

旭化成建材が過去10年程の間に杭打ち工事を請け負ったのは全国でおよそ3000件にのぼり、国土交通省は22日までに、都道府県ごとなどの概要を報告するよう求めていました。親会社の旭化成は、22日、国土交通省に報告した後、概要について公表する方針ですが、関係者によるとおよそ3000件の中には、マンションのほか病院や学校なども含まれているということで、混乱を避けるため、病院や学校の個別の名称は公表しない方針です。
↑TBS NEWSより一部抜粋

先ほどニュースをチェックした所、
データ改ざんの施工管理者
↑参照http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151022/k10010278991000.html

データ改ざんの施工管理者 関与物件は41件

横浜市のマンションで‘傾き’が見つかり、建物を支えるくいのデータが改ざんされていた問題で、くいの工事を請け負った旭化成建材と親会社の旭化成は22日、過去10年間に請け負った3040件の概要を公表し、データの改ざんに関わった現場の施工管理者が担当した物件は、9の都県で合わせて41件に上ることを明らかにしました。旭化成建材などは今後、この41件を優先して調査を進めるとしています。

旭化成建材が請け負った工事は、沖縄県と和歌山県を除く45都道府県に上り、このうち、データの改ざんに関わった現場の施工管理者が担当した物件は、9の都県の合わせて41件に上ることを明らかにしました。
都県別では、愛知県が23件と最も多く、次いで岐阜県が6件、三重県が5件、東京都が2件、茨城県と千葉県、神奈川県、石川県、静岡県が1件ずつとなっています。
↑NHKより一部抜粋(10月22日)

3040件の内訳

旭化成と旭化成建材によりますと、旭化成建材が過去10年間に請け負った3040件の物件は、北海道で422件、東京都で356件などと45の都道府県に上ります。
都道府県別では、北海道が422件、東北では、福島県が87件、宮城県が80件、秋田県が27件、青森県が19件、岩手県が13件、山形県が5件となっています。
関東甲信越では、東京都が356件埼玉県が198件神奈川県が192件茨城県が179件千葉県が168件群馬県が39件、山梨県が35件、長野県が29件、栃木県が17件、新潟県が3件となっています。
東海では、愛知県が82件、静岡県が55件、岐阜県が17件、三重県が13件、北陸では、石川県が25件、福井県が1件、富山県が1件となっています。
近畿では、大阪府が262件、兵庫県が89件、京都府が48件、奈良県が22件、滋賀県が21件、和歌山県が0件となっています。
中国地方では、島根県が121件、広島県が112件、山口県が44件、岡山県が27件、鳥取県が16件、となっています。
四国では、愛媛県が64件、徳島県が19件、香川県が9件、高知県が7件となっています。
九州では、福岡県が47件、宮崎県が25件、熊本県が12件、大分県が10件、鹿児島県が10件、佐賀県が7件、長崎県が5件となっています。沖縄県では0件となっています。
↑NHKより一部抜粋(10月22日)

物件名を一切公表せず 旭化成「怖さをあおることできない」

 
旭化成建材は過去約10年間に行ったくい打ち施行の件数を国交省に報告。同社の堺正光取締役常務執行役員は会見で、「とにかく調査を急ぐのが最優先。人的資源をほぼ調査に投入している」と述べた。
公表された資料には、全国の施行件数が並んでいたものの、該当する物件名は1件も公表されなかった。旭化成側は施工データに何らかの問題があれば関係者に伝えると説明。

「いたずらに怖さをあおることはできない」(柿沢信行執行役員)
として、安全が確認された物件には特に連絡をしない方針だという。
「すでに十分不安が広がっている」
「住民がリスクを確認する機会を奪われるのでは」
報道陣からは、物件名の公開を求める声も出たが、旭化成の柿沢執行役員は
「今の段階で建物の名前をお知らせすると、(住民らに)非常に迷惑をかけてしまう」
との弁解を繰り返した。
↑産経新聞より一部抜粋(10月22日)

う~~~~~~~ん、、、、かなり今後難しくなりました。
まず現段階でわかったことは
・旭化成の改ざんした担当者が関わった不動産は41件
(小学校、医療・福祉施設、工場、事務所、工業施設など含む)
・他の旭化成建材が関わった建物3040棟は公表しない。
・安全が確認された物件には特に連絡をしない方針??

正直な所現在マンションお住まいの方の不安が大きくなっただけな気がします。

なんか更に泥沼にはまり込んでいきそうな気がします。
おそらく3~5年後には法律が改正されてその時には新築マンション購入する人には
状況がよくなっているでしょう。

ですが現在困っている人はたくさんいます。
当社が売却の依頼受けているマンションがあるのですが、
本日
「旭化成建材が関わっていない物件」
という事が確認できました。
やり方は簡単で、施工会社に電話するだけなんですけどね。
「話すコツ、方法」
は多少あるのでまた時間あった時に書こうかと思います。
そういえば施工会社の担当者が自信満々に
「旭化成建材とは杭打つ方法が違いますから!」
と自信満々にお話ししてましたね。

パークシティlala横浜が傾いた事件から1週間経ちました。
(もう事件と呼んで良いと思います。)
時系列で簡単にまとめると

パークシティlala横浜傾く

三井不動産レジデンシャル、三井住友建設が関わったマンションという事が判明

三井不動産レジデンシャルの藤林清隆社長が住民に謝罪

建て替え、補償を提案

発覚の1年前から住人が傾きを三井不動産に報告していた

旭化成建材の杭打ちが改ざんされていた(まだ調査中)

旭化成建材が関わったマンションは約3000棟

国土交通大臣発言(政治家レベルの社会問題になる)

三井不動産レジデンシャルに宅地建物取引業法違反の疑い

旭化成の浅野敏雄社長涙の謝罪

データ改ざんの施工管理者の関与物件は41件、他の3040件は非公表

が大まかな流れになりますかね。
今後出てくる問題は本当に山積みです。
本日もお客さんから
「三井も三井住友も旭化成も大手ですよね?
どこを信じればいいんですか?」
と聞かれました。
今回のようなことがあると私も正直わかんないです。
補償次第な気がしますが、どこまで補償しますかね・・・・

一応私なりにですが色々考えたので一覧にしてみます。
後日詳しく書こうと思っている内容です。
一言コメント入れます。

目次

■パークシティlala横浜の補償問題、建て替えについて

・建て替えは現実的ではない気がします。
ですが全部補償は本当にするのかな?
可能性少ないですが他のマンションで同じことが怒る可能性は0ではないのでね・・・
難しいですね

■三井不動産、三井住友建設、旭化成建材の補償の分担割合

・どうなるんでしょうね?お互いがお互いを訴訟しあう可能性もありますし・・・
なんか怖いな、と思います。

■不動産業者目線と住民目線の補償の落としどころ

・おそらく住民は【全額補償+風評被害、精神的被害】による大きな補償
不動産業者側の理想は【ブランドイメージが傷つかないように+出来るだけ安く】
かと思います。大手不動産が何社も同時に欠陥に関わった判例がないはずなのでね・・・
これもわからないですね・・・

■三井不動産、三井住友建設、旭化成建材が関わっているマンションの補償(風評被害など)

・この問題がしばらくすると取り上げられるはずです。
現場にいる不動産仲介なのでわかりますがもう影響は出ています。

■三井不動産、三井住友建設、旭化成建材が関わっているマンションの今後の価値

・今後の対応次第で大きく変わりますね。その象徴が【パークシティlala横浜】です。

■集団訴訟の可能性

・これが最後に来ると思いますが、6年から8年かかる気がします。
大手の場合は破産の可能性が少なく、金額が取れるし、弁護士も積極的に動くんでね。
(弁護士も損害賠償の?%貰えるのが基本です)

■三井不動産レジデンシャルの宅地建物取引業法違反の可能性。業務停止処分の可能性

・確かにそうなんでしょうけど・・・・これじゃ売主と施工を両方やるしか方法がなくなります。
後日詳しく書きます。

■被害者のマンション住人は売却する時に加害者(三井不動産と同じ立場)になる可能性

・これはもう少ししたら詳しく書きます。
自分が売主になったときに立場は逆転します。
気を付けないと今回の「三井不動産」の立場にご自分がなります。

この後はは不動産仲介の話題についてです。
私の本業なので気になる事がいっぱいあります。
傾き事件の話題が大きすぎて騒がれてませんが今後大きな問題になりそうな気がします。

■瑕疵担保責任(おそらく3か月)パークシティlala横浜を8月、9月に仲介した仲介責任

・実はこの1年間の【パークシティlala横浜】の成約価格(いくらで売れたか正式な金額の事)、
契約年月日は知っています。
埼玉の業者ですがレインズという不動産業者サイトがあるので、それで見れるんですね。
この話題も後日書きます。

■不動産仲介責任(隠し事)瑕疵担保責任の行方、損害賠償

・今回の話題が実はかなり気になっています。ポイントは
「1年前に傾きの報告をした」
と住民が報告しているみたいです。
現場の状況や証拠は何も知らないので軽はずみな事は言えませんが
「マンションが傾いていたことを会社として知ったうえで、買主に報告せずに仲介したのか?」
担当者ベースではなく、会社レベルとしてです。
また後日書きます。

■重要事項説明書のの記載事項に【杭打ち会社】は必要になるか?

・現場の実務の話ですが、今後【杭打ち会社】はかなりの割合で買主さんに聞かれると思います。

■中古マンション売却する時の調査に【杭打ち、地盤調査の資料】は必須になるか?

・築20年、30年の物件はないことも多いですが、築10年未満は資料必要になりそうです。

■宅建業法が変わる

・少しですが契約書の文言が増えて、業法も1条くらい増えるかもしれませんね。

■新築マンション分譲時に国に納める保険

・これはまた調べてから書こうかな、と思ってます。

■中古住宅瑕疵保険について

・これはもう一回徹底的に調べないといけないですね。
現在でも知識ありますが、今回の件で更に詳しい知識が必要です。
書くときはしっかり書きます。

■中古マンションを責任負わないで売る方法

・この売却サイトは私自身が売主だった時の
「高く売る方法」
を書いていますが、今度は
「取引後は揉めることもなく、安全に少し安く売る方法(笑)」
も書こうと思ってます。
今回の傾斜マンション事件のように自分が売主の時に同じ立場になるリスクは
あります。(それが不動産の売主なんです)

■マンションか戸建か?のバランスの変化

・これは今も昔も変わりませんね。落ち着いて来たら今の様に
「マンションも戸建も両方メリットデメリットがある」
にはなります。(当たり前の事書いてすみません)
ですが現在は
「戸建」
の方が優位性あるかな・・・・
地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)、数値に足りなければ杭を打つ、
建築確認、中間検査、検査済証。
瑕疵担保(2年)、住宅瑕疵担保責任保険、10年保証などなど・・・
事実として安心度が昔より確実に強くなってはいます。
でなければ埼玉県さいたま市建売をメインでやる事業は出来ません。
良い商品がないと商売はうまくいかないです。
可能性があるのは飯田グループホールディングス
↓飯田グループ一覧
・一建設 リーブルガーデン(Livele Garden,Livele Garden.S)
・飯田産業 ハートフルタウン(Heartful Town)
・東栄住宅 ブルーミングガーデン(Blooming Garden)
・アーネストワン クレイドルガーデン(Cradle garden)
・タクトホーム グラファーレ(GRAFARE)
・アイディホーム リナージュ(LIGNAGE)
の建売数万棟が一気に
「傾いた」
などですかね。
そのような時はさすがにどうなるかわからないです。
(ジャパンホームシールド株式会社【JHS】の10年地盤保証など使っています)
現実的には数万棟同時に傾く事はほぼないでしょう。
当社も上記の売主と取引多いですが、入居されたお客さんから
トラブルはありませんしね。
現在は風評的にマンションが問題になっています。
ですが東京都で不動産仲介もしていたのでよくわかりますが、非常に良い立地で日当たりを求めると
新築マンションや中古マンションしか選択肢がありません。
そのことも踏まえると
【住友不動産】
【大京】
【東急不動産】
【東京建物】
【野村不動産】
【三菱地所レジデンス】
【三井不動産(レジデンシャル)】
【大成有楽不動産】
【丸紅】
【大和ハウス工業】
【積水ハウス】
【コスモスイニシア】
【旭化成】
【明和地所】
などのマンションを考える人は今後も大きく変わらないでしょう。
(傾き、杭の問題がなければ)
しばらくして落ち着くとなんだかんだで状況は戻ってくると思いますよ。
ちなみに私はマンション住まいです笑

■100%安全な不動産はあるのか?

・しっかりとこの内容は書きたいですね。
後日書きますがそれなりに長くなると思います。
短く書くと何の説得力もなくなってしまうので。

■住んでるマンションの杭打ち会社、地盤調査会社の確認方法

・これは現在数件のマンションを確認しました。
後日方法書きます。

なんかまた書いたら長くなってしまいましたね。
今回の件は時間が許す限り、しっかりとわかりやすいように書いていこうと思います。
調べないとわからないことも今でも多くありますが、そこを調べて勉強して情報を知識に
変えれば成長に繋がりますしね。
それなりにブラックな不動産業界ですが
(→良ければ【不動産業界がブラックな67の理由】読んでください。)
必死に勉強して苦労して覚えた知識を、お客さんに喜んでもらえるのは素直に嬉しいことです。
今後も地道に【良い知識】を提供していこうと思います。

追加で
「マンションの杭打ち会社を施工会社へ確認する方法」
を書きました。
翌日に一転して公表することになりましたね・・・・
ですが皆がネットなどですぐに確認できるような公表ではない可能性が高いです。

・他にも不動産用語を知りたい方は
「不動産用語の目次」
をご覧ください。
わかりやすい文章で書いております。
・不動産売却をご希望の方は
「無料査定はこちらへ」
からお問い合わせください。
・不動産屋が自分自身の不動産を売却する時の
「高く売れる方法」
も読んでみて下さい。
知識を知っておくだけで数百万円の売却金額が
増える可能性があります。
納得した不動産売却が私達のサービスです。
・マンションを売却して新築戸建の買い替えを希望されている方は
「お得な買い替え方法」
のページへお進みください。
新築戸建購入、不動産売却両方に特化している当社だからこそのお得な買い替え方法です。
・現在他社様で売却の活動を行っているお客様で、
「なかなか売れない」「人が見に来ない」
などの理由がある方は売却の会社を乗り換えてみませんか?
当社の場合は独自の広告手法や出来るだけ高く売れる方法などの他社様には出来ない
売却方法がございます。
ご興味ある方は
「他社様で売却依頼している方へ」
をご覧ください。
丁寧にわかりやすく対応致します。

関連する記事