不動産営業会社へ就職(志望動機、履歴書、面接、中途)

2021年3月16日

「不動産会社に面接に行く」
自分は怖かったな・・・。
怖いと思ったら行ってみたらやっぱり怖かった笑。
「スーツの着こなし方」
「目」
がいままで見たことない人種。
今でも変わらず大体の面接官は
「威圧感」
あると思う。
「営業の目」
というのはたぶん営業したことない人からすれば
「パワー」
感じると思うよ。

おそらくほとんどの営業会社の採用担当、面接官はこう思ってると思う。
「こいつ辞めないかな?」
と笑。
それはたぶん間違いない。
どこの不動産会社でもね。
「離職率」
は本当に高い業界。
「絶対頑張ります」
「絶対に辞めません」
と言ってあっさり辞めていった人を皆見てるのよ。
それに営業やってるから
「嘘つかなそうな人が言葉で嘘つく事なんかよくある」
というのは長年営業やってる人は皆体感してる。
(営業やるとわかるよ。
だから
「契約書」
があるの。
言葉ほど信用にならないものはないから)

あくまでも自分の考えだけど、
「やめなさそう」
「ストレスに強そう」
「這い上がりそう」
「元気ある人」
「素直」

「営業向いてそうだな」
と思う。

ストレスは・・・あるよ笑。
営業なんて
「ストレス職」
でしょ。
そんでこれは才能でもあるんだけど
「ストレスを受け流せるタイプ」
とかもいる。
超悪い言い方すると
「感情がない」
と言うタイプね笑。
(ちなみにこういうタイプは売れる営業になる事が多い)

ストレスで落ち込んでも俺は良いと思う。
(自分はこっちのタイプ)
ただその後
「這い上がる力」
は必要。
落ち込んでる時間はないのよ。
契約しなくちゃいけないから。
「カラ元気」
出すしかない。
今の若い営業の男の子でもカラ元気出してる姿見ると俺は
「じ~~~ん」
と心打たれる。
「会社に戻ると詰められるんだろうな、でも必死でやってんだな、暗い気持ちだからこそ明るい顔見せてんだな」
というのがね・・・よくわかるのよ。

それと
「素直」
は大事。
特に
「未経験」
の場合は特に。

「会社のルールに疑問を持たない営業」
が会社から喜ばれます。
素直に
「はい!」
と返事してすぐに行動する奴の方が上司は
「かわいい」
と思うし、成績上がりやすくもなる。
ただこれも難しくてね・・・
「どうしてもこのやり方は自分には合わない」
となる事もあるのもよくわかる。
それは
「運」
だと思うよ。
入ってみないとその会社の仕事の本当のやり方は見えてこない。

履歴書に関してだけど・・・そんなに見ない人多いんじゃないかな・・・
「学歴関係ない業界」
なんです。
高学歴も中卒も一緒。
成績表は
「売り上げ」
になる業界。
「履歴書は嘘つかずに書く」
のは大事。
(当たり前のことだけどね)

志望動機は結構見ると思う。
やる気ある人だと文章は自動的に長くなる。
堅苦しいつまんないありきたりな文章書くよりは
「熱意持ったへたくそな文章」
の方が好かれるんじゃないかな・・・
「見たことないタイプの人間」
の方が営業成績良くなる事結構あるんです。
「人間的なキャラ」
が営業には大事な要素でもある。
(「人を引き付ける力」
とも言う。)

面接はそれなりに
「圧迫面接」
になる事多いんじゃないかな・・・
と言うより
「面接官は普通に話してる、普通に話してる事が自動的に圧迫面接になってる」
と言うケースも多い気がする。
(採用人数多くとらなくちゃいけない場合だとそこまで厳しくないかも。
そのかわり入ってから
「思ってたのと違う」
となるケースもあると思う)

受かりたいのなら
「きつい業界だというのはネット見て色々調べました。
その上でこの業界で自分の力試してみたいです」
とか良いんじゃないかな、と思う。
最初にも書いたけど
「やめなさそう」
というのが1番大きいのよ。

「辞めなさそうな奴なのか辞めなさそうな奴なのかわかんない」
のも営業長年やってる人の本音。
こればかりはやっぱりわかんない。
そのかわり
「すぐに辞めそうだな」
と言うタイプはなんとなくわかる。
そういうのは面接には受からない。

未経験中途入社の場合はやっぱり
「20代」
は好かれると思う。
「24~30歳くらいまで」
は面接受かる可能性高い。
(どの業界でも一緒だけど)

35歳くらいまでになると
「人によるかな」
になる。
と言うのも
「上司」
が20代の上司の可能性も高いんです。
この業界はね。

「主任」
「課長」
という肩書になってる20代の上司。
ほぼ間違いなく
「会社内でかなりの売り上げを出した営業」
なのよ。
だから基本的に
「がつがつ系」
そして
「自分の売れるやり方」
を持ってる。

「売れるやり方」
は営業成績良い人は皆持ってる。
ただ
「そのやり方が他の人に当てはまるか?」
と聞かれると
「ほとんどの場合はそうならない」
のが現状。
とは言っても上司は上司。
「自分より年齢下の上司」
になる。
会社内では
「下の立場」
になる。
言う事聞かなくてはいけない。
でも男は
「プライド」
があるでしょ。
「年齢によるプライド」
が。
中途で入った30代の営業がすぐに売れて上司に立場からすれば
「何もしなくていい」
となれば特別問題起きない。
「売れていない場合」
は話は別。
上司は大体
「6~10人ぐらい」
の営業を管轄してる。
売れてない自分より若い営業には
「コラ!」
と言える。
でも
「売れてない年上の部下」
は・・・やりずらいと思うのね。
でもその人に怒らなければ
「特別扱い」
になってしまう。
その結果
「他の若い部下へと同じような怒り方」
になる。

・・・これ難しいと思うの。
昔いた会社で生で見た風景をそのまま書いてる。
何とも言えない
「嫌な人間関係」
になっていくの。

結果から言うと
「上司優先するしかないんだろうな」
とは思う。
「利益出していない新人営業の言う主張はどうでもいい」
という風になる。
ただ今の時代
「ネット社会」

「口コミ誰でもできる」
という時代。
この中途入社の30代新人営業が辞めた後に
「パワハラあった会社」
と口コミする可能性も否定できないこの時代。

色々考えていくと
「採用しないほうがいいか」
となる。

結構素直な
「不動産会社の立場」
を書きました。
こういう事考えてる採用担当は多いと思います。
そういうのを踏まえた上で不動産会社に入社したいのなら
「応酬話法」
は必要。
いかに自分が
「年下上司でもついていくタイプか」
「組織を壊さないようにするか」
は面接のときに説明したほうが良いと思う。

意外と
「個人主義者の集まり」
の様に見えて
「協調性」
が大事な業界なんです。

最後に
「新人、新卒」
の人へ。
もし興味持ってくれたのなら最近書いてる記事読んでください。
「新人向け」
に書いてる。
結構きつい事書いてるつもり。
読むと
「やっぱり不動産営業やめようかな」
と思う人も多いと思う。
でもその中でも
「その上でやってみよう」
と思う人だったら、面接の時に
「受かりやすくなる」
と思うよ。
なんか
「覚悟して入った来た人の目、口調」
になると思うの。
「きついのは承知の上だ」
みたいなね。
そういう目は面接官からすれば
「辞めなさそうだな」
と思う確率上がると思う。

「実力社会」
の業界です。
「自分の力試してみたい」
「自分の力で稼ぎたい」
と思う人には向いてる業界。

営業やろうと思ってる方頑張ってくださいな。

■他にも色んな不動産営業関連の記事書いてます。
興味ある方はこちらも読んでくださいな。

不動産営業の覚えることや実際の現場の話(新人、転職する人にもわかりやすく)

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